名刺は自分の分身みたいなもの。なのでやっぱりこだわって作って欲しい。世間ではデジタル化がどんどん進んでおり一部の人たち…特に年齢が上になればなるほど「印刷なんてもう時代遅れ」「これからはデジタルの時代だ」「印刷自体終わってる」と言われる事が多い。でも果たしてそうなのだろうか。私は、紙の名刺とデジタルとは混在していくが紙の名刺は決してなくならない、印刷もなくならない、なくなって欲しくないと思っている。実際に手で受け取って触ることの出来るもの、人と人とを繋ぐもの、そんな温かみのある文化は逆になくしてはならないとも思う。たとえすぐ捨てられるものであったとしても…。なので名刺のデザインはこだわって、そして相手にインパクトを与えるものを作って欲しいと思っている。
ただ個人が自分でデザインする場合、通常入稿用のテンプレートデータをダウンロードしPCと難しいソフトを駆使して自分でデザインして入稿する形で注文する。これでは素人やPCをそもそも持っていない人、デザイン出来ない人にはとても敷居が高い。テンプレートが提供してあったとしても自由度が全然ない。せいぜい文字を追加するか、ちょっとしたアイコンを追加するか、テンプレートの範囲内での編集機能に留まっている。その為デザインしたとしても完全に自分の好きなようにデザインする事が出来ないのでやってて楽しくない。
デザイナーにデザインを依頼しても最低でも1万円以上かかる。また意思の疎通がなかなか出来ない場合もあり上手くいかない場合も多々ある。
名刺を作成する際に大切な機能として
・自由にデザインすることができる
・下書き保存やバックアップができる
・いつでもどこでも注文できる
ここがとても重要である。
そこで是非使って欲しいのがこの名刺作成アプリ「デコプチカード」である。
名刺作成アプリ デコプチカード
「デコプチカード」とは
名前に似合わず本格的な名刺のデザインができる無料アプリ。しかもデザインできない人でも”楽しくデザインが出来るよう”に作ってある。
アプリもテンプレートも全て無料。テンプレートはSNSに投稿するとゲット、レビューを書く、そのままダウンロードできるものと3種類あるため、全体的な星の数が実際のアプリの凄さと比べると若干評価が低めという印象。絶賛していても★3つとかも多い。(笑) 強制レビューさせられたユーザーはどうしても星の数を低めにする場合が多い。
早速アプリをダウンロードしてみよう
それではまずはアップストアもしくはグーグルプレイからアプリをダウンロードしてみよう。PCからももちろん作れるがいつも手元で操作が出来るスマホアプリを利用する事をおすすめします。一度スマホで作るようになったらもう次からPCを開いて作成する事はなくなると思います。
初めて使う際に、新規登録など何も必要ないのもまた使い易さのひとつです。
アプリを開いてみよう
スタートボタンと履歴ボタンがメインになっています。
【◎スタートボタン】
作成はこのスタートボタンから。アプリが何かの拍子に落ちたとしてもスタートボタンを押すと「先ほどの続きから作成しますか?」と聞かれるのでそこで「はい」を選択すれば続きから作成できます。
【◎履歴ボタン】
下書き保存、注文履歴、データのクラウドバックアップなど大切な機能が集結している場所。クラウドバックアップは自分で行わなければなりませんが、ボタンひとつで簡単上書きバックアップされるので携帯の故障やアプリを削除しても保存しておけば安心です。
・情報/お知らせ….サイトからのお知らせが見れる。
・素材DLコーナー…作成中でも追加する事が可能だが事前にこのコーナーから素材を追加ダウンロードする事も出来る。
・設定…..色んな設定が可能である。またダウンロードしたけど不要になったテンプレートなどはここから削除する事が出来る。
一通り作成して注文まで行ってみよう
テンプレートを選択する
先ほどのスタートボタンを押すと「新規作成」でテンプレートを選ぶ画面になります。
この画面の右上の+ボタンからも素材ダウンロードコーナーに飛んで追加する事が出来ます。
下のアイコンからは履歴、検索もできます。検索はWEB検索と同じようにスペースを空けてキーワードを入れれば、それにヒットしたテンプレートが検索できるようになっているのでかなり便利です。
テンプレート設定をする
適当に選ぶとテンプレート設定画面が表示されます。テンプレートごとに設定項目が異なりますが、ここは適当に自分の設定に変えてみましょう。
終わったら右上の✔マークで次に進みます。(次のレイアウト画面でも変更できるので変更しなくてもかまいません)
※@マークを押すと電話帳からもデータを取って来れます
レイアウト画面に移動します
レイアウト画面では、表面/裏面を切り替えてデザイン出来ます。
【左から出てくるメニュー】選択中のアイテムに対しての編集が出来ます。上から
・左右反転/上下反転/コピー/裏面にコピー
・アイテムを上へ/アイテムを下へ(一番後ろや前にする場合は連打です)
・アイテム編集…色変更(彩度明度カラー)、消しゴム、落書き
・影
・枠
・透明度
・ゴミ箱
【下のメニュー】選択中のアイテムとは別の部分の事が出来ます。左から
・+アイテム追加
・背景画像
・名刺のサイズや縦組み横組み変更
・テンプレート変更/表面からコピー
グリッドオンオフ
※ここではとりあえず詳しく説明しません。両面終わったら右上のチエックマークで次へ
注文設定画面へすすみます
一度注文を完了したものは同じように履歴画面にデータが残りますので注文するなら下書き保存は不要です。
【Tips!】アイコンがない….アイコンはしかるべき場所で出るようになっていますので現れるまで注文へ進んでください。
※正確に言うと送り主やお届け先が入っていればその時点で表示されるはずです。
そのままこの画面で放置していた場合もアイコンが非表示になる場合があります。その場合はアプリを再起動してスタートボタン→「先ほどの続きから」で再開してください。注文に行く前に必ず上記アイコンが表示されます。
進んでいくと決済画面へ進みます。
クレジットカード決済/携帯決済/楽天ペイ/ヤフーウォレット/WebMoney
上記決済にプラスして、今後「コンビニ支払い」が追加される予定です。(2018年8月末)
決済後、アップロードボタンを押します
決済が終わると画面にアップロードボタンが出現しますのでそれを押します。
最後に履歴画面を確認して、アップロード完了になっていたら注文完了です。
※アップロードは数秒程度です
発送は9営業日以内
現在到着するのに7日~遅くて10日程度です。
工場は「土日」「年末年始」「GW」「夏季休暇」「祝祭日」はお休みなので祭日などが挟まると到着が遅くなります。
ただし現在、梱包形態から工場の休暇まで全て改善中、近い将来、日曜日と正月以外は全て営業、中1日で発送となるので到着するのが格段に早くなります。
選べる紙の種類や形
現在は上品質用紙マットで、標準180kg/厚め220kg、サイズはクレカサイズ/一般名刺サイズですが
近い将来上記に加え、薄め、厚めがもう少し厚めになり、サイズにも細長名刺サイズが追加になり、若干紙質も選べるようになります。
薄めの名刺は沢山名刺交換をするIT系の職業の方に向いています。名刺ケースに沢山入るので営業マンにも人気です。また最近はスタイリッシュさが出るということで薄めの名刺に人気が集まっているようです。厚めの名刺は重厚感が出るので堅い職業の方に向いています。細長い名刺もスタイリッシュさが出るのでデザイナーなどに向いています。紙質を変えることで更にスタイリッシュさが演出できるので若い方やデザイン系のお仕事に向いています。
更に凄い機能の数々・・・
テンプレートを更に超えた編集も可能
クラウドバックアップやレイアウトの機能も凄くおすすめですが、何と言ってもこのアプリの特許ともいえる凄い部分は、テンプレートだけに留まらないデザインの幅です。
普通はテンプレート内のみで、デザインの幅が広げられないのが通常ですがこのアプリはテンプレートが全て部品として使えるので、テンプレートを超えた編集が出来るのです。
面倒くさい人は最初のテンプレートベースで作る。で、もっと何か欲しいと思ったらレイアウトの+ボタンから他のテンプレートの部品を引っ張って来て更にデザインする事ができるのです。
実はここの中の「背景クリップ」というのも面白い機能で、色んな背景デザインを好きな形に切り抜いて使えるのです。
他社のQRコードは「写真」から、地図や図形などは「図」から作って名刺に載せられます。
データをお友達と共有できる機能
更にこのアプリでは、自分が作ったものをデータのまま他人に送ることが出来ます。下書き保存もしくは過去に注文したものは履歴にストックされるので履歴情報画面の上のアイコンからSNSに作った名刺をアップしたり、お知り合いやお友達にレイアウトデータごとデザインを送信する事が出来ます。
なのでこのアプリでお友達の変わりにデザインしてあげることができます。からSNSを通して送信すれば後はそのお友達が注文するだけでOKです。
※データはAndroid⇔iOS間では互換性がないため送れないので注意